リョウ

義母が亡くなり、妻の実家へ実に8年ぶりに行く事になった。
妻の実家は山奥の田舎で、電車もバスもない陸の孤島。
足が中々進まなかったのは、それだけが原因ではないのだが。

車から降りると本家の薬医門が威圧的に、私を非難する様に立っていた。
気圧されている私を他所に、妻はさっさと入っていく。
この2年程、妻とまともに会話もしていない。

親戚も既に多く着いている様だ。
完全な疎外感。
妻の後ろを亡霊の様に立ち、適当に相槌をして機械的に挨拶する。


「あら、アンタ随分と久しぶりだね。まだノゾミさんとの子供は出来んのかい?」
後ろからお婆さんに話しかけられた。多分親戚の誰か…だが。
「はぁ……スミマセン」
「アンタ、そんだけ肥えてる暇があるなら、頑張らないとぉ!」
「はぁ……」
「大きな屋敷とはいえ、これだけ人が集まってると窮屈に感じるわねぇ」
「……そうですね」

「ほれ、孫のリョウ。大きくなっただろぉ」
お婆さんはジャージ姿の少年を呼び、彼の背中をボフボフ叩き、誇らしげに笑う。
「……」
誰だ?知らん。
お通夜にジャージかよ、というツッコミも初対面なので、出来ない。
「今陸上で県の代表に選ばれたんだよぉ。私は嬉しくてねぇ……」
「へぇ、そりゃあ凄い」
「ウスッ」
少し前髪の長い少年は、気恥ずかしそうに顔を赤らめる。
中々のイケメンだ。綺麗な顔をしている。小麦色に焼けた健康的な肌は若さも相まって眩しい。
細く小柄な彼とは対照的に、日々の堕落した生活で垂れた贅肉の自分が恥ずかしい……。
「ほれリョウ、着替えが母屋にあるから着替えて来な」
「ん…」
彼は軽く会釈をして、一陣の風の様に速く母屋へと去っていった。

「凄いなぁ。俺も運動しなきゃなぁ」
「そんなの、一生懸命子供作りゃ、痩るわな」
ヒャヒャヒャ……と助平な厭な笑い声を上げる。
「……そろそろ手伝いに行ってきます」
これ以上留まると気分が悪くなる。
私は軽く頭を下げて、妻の後を追って母屋へと向かった。

……

「ふぅー……」
お通夜も終わり、各々当てられた部屋へと入っていった。
離れにある風呂へ直ぐにでも入って寝たかったのだが……。

「マサオさんも一緒に入ろう!」
「裸の付き合いだ。全然話せてないからなぁ、入ろうや」
離れの風呂は、大浴場と言う程大きくはないが、数人が入る事が出来る。
酔っている親戚の男達が変な仲間意識を押し付けてきた……。

「あぁ…すみません。ちょっと飲みすぎちゃったみたいで、目が回っているので落ち着いたら入ります」
ノリが悪いだの、付き合いが悪いだの、散々文句を言われながら、その場を辞した私は彼らが揚がった頃合いを見て、離れへと向かった。


ガラッ

戸を開けるとムワッと湿度を孕んだ蒸気が顔を包み込む。
石鹸の匂いと汗の臭いが混ざった匂いを感じながら、脱衣所で服を脱ぎ始めた。

ふと、横に目をやると見た事のあるジャージが脱いである。
リョウ君か。
まぁ、本当は独りで入りたかったのだが、この機会を逃すと女性達が使用する番になってしまう。
少年とサシで入るのは気まずいが、彼だけに前を隠しせば穏便にやり過ごせるだろう。
自分のムスコに自信のない男はツラいものだ…。
フェイスタオルを腰に巻き、風呂へ向かう。

ガララッ

「リョウ君、私も入らせてもらうよー」

「「!!!!!!」」

湯気に現れたリョウ君の裸は、日に焼けていない肌は透き通る様に白く、胸は大きな膨らみ……
下は……!!

「ご、ご、ご、ごめん!!」
思わずその場で前を隠したまま目を瞑り、硬く縮こまる。

バチャッ……

リョウ君、改めリョウさんは風呂から上がった様だ。
「あわわ…ごめん!」
悲鳴を想像していた私は、慌てて手探りで脱衣所に逃げようとする。

「オジさん」
耳元でリョウに囁かれ、温かい息がかかる。
「はひっ!」
ゾクゾクッと身震いしながら動けなくなった。
「手を挙げて、反対を向いて」
「え、い、いや、でも……」
「オジさん。今、私が叫んで人を呼んでも良いんだよ? オジさんに風呂場で襲われるーって」
「は、はい。ごめんなさい」
私は観念して彼女の言う通りにする。
「クスクス…。オジさんの裸、汚ったなーい。太ってるし」
お腹をムギュッと掴まれる。
「アグッ」
「アハハッ、リアクション大き過ぎ」
「ご、ごめんなさい」
「毛深ーい。それに……脇も……クサーい」
「あ、あの、どうして……」
「目、開けてよ」
恐る恐る目を開けると、すぐ側に裸の美少女が立っていた。

ryo-20170701

風呂の暑さもあって上気した肌が美しい。
細い足首にしなやかな脚、健康的な太もも、艶黒の三角州、美しい腹筋、薄ピンク色のプクッとした乳輪、日焼け跡……。
しっとりと濡れた瞳は艶めかしく、一度合ったら不思議と磁力の様に目が離せない。
「オジさん、Mでしょ」
「え?」
唐突に乳首を摘ままれる。
「っぅつう!!」
「アハッ、オジさんの乳首、周りに毛が生えてるぅ」
一転、今度は人差し指で優しく乳首の周りの毛を弄るリョウ。

「り、リョウさん、こんな事…」
「こんな事? どんな事?」
「ぼ、ぼくのち、乳首を……」
「ぼく、だって……アハハッ、オジさんキモいよ~」
カリカリと乳首の先を爪で引っ掻かれる。
「あぁっ」
「オジさん、抜いてあげよっか?」
「え?」
「奥さんとはもう何年もヤッてないんじゃないの?」
「……そ、そんな事」
「スッゴい、ビンビンだよ、これ。オジさんて、結構可愛いオチ○チンなんだね。……皮被ってるぅ」
彼女のしなやかな手が玉袋から優しく撫で上げる。
「あぁ……」
「ほら、見て見て、指が皮にズブズブ入ってく~」
「ひゃぁっ……」
「ヌメヌメして、もう先走り出てるし~。溜まり過ぎでしょ。何年ヤッてないの?」
亀頭の皮に指を入れ、クチュクチュと指が敏感な部分を刺激する。
「えっ……あぁっ、や、やめ……」
「ほらほら、何年?」
「さ、3年……」
「うっわー、本当に? 可哀想…。もうそれ、童貞と一緒だよ。童貞オジさん」

コスコスコス……

「あぁぁっ、だ、ダメだって。リョウちゃん!」
「あ? リョウちゃん? 違うでしょ、オジさん。……奥さん、悲しむと思うなぁ。犯罪者の夫とか……。離婚だねぇ、絶対。オジさんの見た目じゃ再婚は無理だし、一生独りだよぉー」
スッと彼女の手が離れる。
急に刺激が無くなった肉棒はビクビクッと震え、トローッと先端から透明な液体が床へ落ちていく。

「あぁぁっ! ご、ごめんなさい! リョウ様!」
「フフッ、よろしい」






男の子っぽい女の子って良いですよねぇ。

男の子と思って付き合っていたら、女の子でビックリ、みたいな体験が、実は私ありまして…。
と言っても、全然エロくはないです。
私にとって衝撃的な体験として、今でも忘れられないのです。


年長さんだった幼い頃の事なのですが、泊りがけのスキー教室みたいなのに参加しておりました。
凄く気の合う男友だちが出来た、と本気で喜んで遊んでいたのです。
どちらかというと引っ込み思案な子供だった私は、その子に引っ張られる感じで、頼もしい気の合うヤツだと、今後の自由時間や食事など、一緒に過ごす約束をしました。
夕方になり、お風呂なのか着替えなのか、詳細は忘れましたが、男女別れる場面でスッとその子が女の子のグループに。
幼い自分には衝撃的でした。
「ウソだろ? おまえ…ホントについてないの?」
と、非常に失礼な、発言をした様な。
記憶が朧げですが、その衝撃は今でも鮮明にあります。
私がそんな勘違いをしたのも、その彼女の名前が男の子と女の子両方使える名前だったのです。
年齢も年齢ですしね。。
かく言う私も女の子に間違えられたりしました。
まぁ、母が女の子が欲しかったからか、幼いのを良い事にスカートを履かせたり、女の子っぽい服を着せられたという事も一因だと思いますが。


さて、話が逸れました。

今回私にしたら珍しい、Sな、それも年下の女の子に責められる、Mなイラストを描いてみました。
如何でしょう?
色々なジャンルを描いてみても面白いなぁーと思っているので、今後も挑戦してみます。





実は自分の絵と絵の描き方に、不満がありまして……。
ずーっとそれはあって、なかなか自分がスムーズに絵を描く方法論が未だに見出せていないのです。
線で捉える事をすると、途端に絵が窮屈になるというか、平面的に感じてしまい…。
かと言って、線を描かずに描いていくと、空気感的な部分は表現できるけど、ほわっとし過ぎるので完成させる或いは、ある程度見れる絵を描くには時間がかかる…。
クオリティーを維持しつつ、モチベーションを維持できるスピードで描く方法はないものか?
何時もそんな事を考えながら描いているんですが…。
そんな事を考えているから、中途半端な絵になる。。

なのでこんな考え方に傾きそうな時は、良くない癖がまた出てきたぞ、と最近は漸く切り離して考える事が出来る様になりました。
技術的には、スピードペイント的に描きつつ、必要な部分は線で捉える。
空気感を意識しつつも、線で捉えた方が良いものは捉える、なんとか自分の中での折衷案というか丁度良い所を探っていきたいですね。

モタモタと、何年も同じ場所でグルグル回っている自分の画力への叱責、自虐な気持ちが、きっとこんなイラストを描かせた、そう自己分析しています。
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